アネ&オトのプロフィール
初めまして!
ゲームで育ったアネ&オトと申します。
名前の通り、姉弟である
男女二人組がいっしょにブログを書いています。
「ゲームを最大限に楽しむ&有効活用するお話」
を主にシェアしていくブログです。
ゲームを肯定するブログです!
「昔よりゲームが楽しくなくなっちゃった」
「ゲームしてていいのかわからない、結局無駄だよな」
「でも、あの頃みたいにまたゲームに没頭したい」
そんな想いを抱えている方に向けて書いています。
ゲームから学べることは実はいっぱいあるのに、
それをスルーして思考停止状態で
ただただゲームをやらされるだけはもったいない!
そう気づき始めたアネ&オト姉弟が、
ゲームを無駄な時間にしないための工夫を考えて、
このブログにまとめていこうと思っています。
ゲームを有効利用するようになった経緯
私たちアネ&オトは、大人になってから、
「ゲームをやってきて良かったな」
と感じることが多くなりました。
ゲームに良い影響を受けていて、
ゲームから学んだことも、ゲームで培った感性も、
人生で何気にかなり役に立っているからです。
養われた感性は、仕事でも、
人とのコミュニケーションでも、
強い武器として活きています。
デザイナーとして社畜をしていたときも、
DTMで作曲をするときも、
pixivに二次創作を投稿するときも、
ブログを書いている今も、まさに効いています!
「アイツん家でスマブラやろうぜ!」
みんなで家に集まってはしゃいだ放課後。
やりすぎて「ゲームは1日1時間まで」と母に注意されたこと。
「いつまでゲームしてるの! 宿題しなさい!」と叱られ、
もっとゲームに浸っていたいジレンマと戦った日々。
言いつけを破って、隠れて夢中で遊んでいたソフトの記憶。
すべてがかけがえない思い出です。
子供の頃ゲームを通して体験したことは、
とても勉強になったなと感じます。
しかし……
大人になってからは、実は最近まで、
ゲームをすることに抵抗がありました。
「ゲームなんかしてないで、
もっと他のやるべきことをしないと……」
罪悪感が勝ってしまって
昔ほど夢中になれないのです。
『ゲーム=人生』だった子供時代は
本当に本当に豊かで楽しかったのに、
もうあの頃のようにゲームを楽しめる人生には
戻れないのかもしれないとすら思いました。
子供の頃、ゲームは素振りでした。
ゲームをプレイするということは、
直接いきなり何かに影響するわけではないのですが、
じわじわと自分の様々なステータスが
あがっていくものなのだと感じます。
まさに「素振り」です。
毎日やればやるほど、
自分の感受性が鍛えられていきました。
でも、大人になるとそれをやってはいけない気がする。
素振りなんかに時間を使わず、
もっと直接的に身になることをしなくてはいけない。
そしてゲームをやったとして、
当時のような効果的な素振りができず、
ほとんどレベルが上がらない。
だから余計に、『ゲーム=無駄』だと思ってしまう。
アネ&オトが『ゲーム=無駄』だと
感じてしまうようになった、
そのきっかけとなる事件は、社畜時代に起こりました。
幼少期のアネ&オトにゲームを教えてくれたのは父でした。
父はちょっと下手くそだけど愛あるゲーマーで、
面白そうなソフトを買ってきては、
親子でいっしょに団らんプレイ。
アネ&オトは、父の操作する
マリオやリンクの背中を見て育ちました。
途中で「パパへたくそ!おれがやる!」
といってオトがプレイヤーに交代したり。
後ろから「そこ左に宝箱あるから!」
とアネがナビィのように口を出したり。
3人で毎日のようにゲームをしていました。
幼少期はライトな任天堂のソフトばかり、
社会人になる手前までは、
バイオハザードや地球防衛軍といった、
ちょっと渋めの大人向けソフトも。
ジャンルの幅が広がっていき、
「こんな面白いゲームもあるんだ」という
新鮮なゲームに感動してワクワクました。
生活からゲームが消える
社会人になって……社畜になってからは、
プレイ時間ががくっと減りましたが、
「父とゲームする時間が最も楽しい!」
という感覚はずっと覚えていました。
仕事が落ち着いたら
またどれだけでもいっしょにゲームをしたい!
あの頃みたいにゲーム漬けの日々を永遠に過ごしたい!
そう願っていました。
そんなある日、父に癌があることが発覚したのです。
父は入院生活を送ることになり、
アネ&オトは依然変わりなく社畜生活を送っていて、
「親子でいっしょにゲームをするための時間」
というものは完全に消滅しました。
「早く回復して、またいっしょにゲームしたいね!」
ということをいつも話したり、
メールしたりして励ましあっていました。
父の様態が悪化し、
ついに言葉が喋れなくなってしまったあとも……
当時のマリオカートの熱い思い出や、
途中で終わっているドラクエの続きや、
バイオハザードのやり残したコースの話を
こちらから一方的に話しました。
そして、父の死と同時に、
アネ&オトのゲーム人生も死んでしまった……
お互い口には出さなかったものの、
姉弟ふたりとも、どこかでそう感じました。
大好きなゲームのリメイクが怖い
父が死んでからアネ&オト二人で、
「まだゲームを卒業したくない!」と、
なんだか無理やり、ゲームを点けることがありました。
未練に依存していました。
昔から大好きなシリーズの新作や
当時ハマっていたゲームのリメイク作品なら、
きっと楽しめる。
そう信じてソフトを買ったものの、
やってみるとどこか楽しくない。
あの頃みたいに夢中になれない。
むしろ、いざリメイク作品をやってみると、
なんだ記憶が塗り替えられてしまう感覚が切ない。
当時の大切な思い出が
なかったことにされてしまうという、
不思議な辛さまで感じました。
楽しめないことは複雑でした。
「こどもの頃は楽しかったから! 今も楽しまなくては!」
そして「みんなに「やってるよ~」って言わなくては!」
そんなふうに、もはや意地で
ゲームを楽しもうとしているせいで、
変な義務感に嫌気を覚えていたのです。
「ゲーム、大事じゃないか?」とわかった
しばらくゲームからは離れていた状態が続いていました。
そんな中、「ゲームを価値に変えている人」を
ネットでよく見かけるようになりました。
いわゆるゲーム実況です。
そしてそのゲーム実況を見ていて思ったのが
「この人の実況はおもしろいし人気だけど、
こっちの人の実況はなぜかあんまり惹かれないなあ」
そんな、発信者によって差があることです。
同じゲーム実況でも、発信する人によっては、
観る価値のある動画になるか、
観られない動画になるか……
が顕著に分かれてきますよね。
ゲーム実況を通して他人に価値を与えられる
ということはどういうことなのか。
そしてゲーム実況に限らず、「何か」を意識すれば、
誰でもゲームから価値を生み出せるのかもしれない。
元々、自分たちが趣味で絵や音楽など、
表現をするタイプの活動をしていたため、
「このゲームは何故たまらないのか?」
というところがひっかかるのです。
そして、そこを研究できれば、
自分たちももっと成長できるんじゃないか?
価値のある作品が作れるようになるんじゃないか?
ゲームの良さを理解していくことで、
自分を磨くことができるんじゃないか?
ゲームから学んだことを
価値に変えて発信できるんじゃないか?
と思います。
もうひとつ、ゲームの良さに気づきました。
初めて会う人ともゲームの話題で
親睦を深めることができることです。
生まれも育ちも違う海外の人と
「ゼルダの伝説」で会話が通じて
仲良くなれたときは感動しました。
自分がプレイしてきたゲームと、
それに費やした時間を肯定された気がして、
ゲーマー人生に価値を感じた瞬間でした。
他にも、SNSに投稿したゲームのファンアートに
海外の人から嬉しいコメントが届くなど……
ゲームは一種のコミュニケーションツールですね。
それに、子供の頃からゲームをしていると、
コミュニケーション能力が養われるという話もききます。
ゲームで成長し、人の役に立ったり、
価値を提供できたりって、
これからもまだまだあるんと思います。
これからもゲームの恩恵を見つけて、
このブログで発信していきたいです。
ゲームを楽しめない理由と、楽しめる理由
アネ&オトは、社会人になってから
ゲームが楽しめなくなったというお話をしましたが……
これはどうしてなのか? 考えを整理してみました。
- 他のことで忙しくて余裕がない
- ゲームの優先順位が低くなっている
- ゲームをする理由が薄くなっている
- 昔はゲームするために友達と集まっていたので、
思う存分ゲームを楽しんでも許される環境になっていた - ところが今は、会社が終わって、家に帰って……
ゲームなんか別にしてもしなくてもいい環境 - やるべきことが終わっていないとき
サボってゲームに逃げることに罪悪感があり、
かえってストレスになる - 「こどもの頃は楽しかったから!今も楽しまなくては!」
「みんなに「やってる」って言わなくては!」
と意地でゲームをしているせいで義務感に嫌気 - ゲームに代わる趣味として
SNSが普及した、時代の移り変わり - こつこつレベル上げをする価値観から、
課金でイッキに成長する価値観の時代になったせいで、
非効率なプレイが許せず楽しくない
まとめてしまうと、
「ゲームしていいんだ!」と
心から思える環境が作れていないんですよね!
だから、ゲームをするべき理由をつくればいいんです!
これらが解決策になるのではないでしょうか。
↓
▶やるべきことを手早く終わらせる
▶ゲームから何を学ぶか、目的を考える
▶ゲームを通して気づいたことを、SNSで発信する
「目的」が思いつくと、吸収回路が開きます。
脳が「その目的にあったものを受け取ろう!」とするのです。
するとたちまちゲームは無駄ではなくなり、
むしろとても濃い学びになります。
大人になってゲーム離れするのはもったいない!
あの頃のソフトも、今の最新ゲームも、
やり残した積みゲーも、
存分に楽しみ、よく噛んで味わい、
自分の糧や武器として人生を充実させていきたい!
それが可能な考えを発信して、
ゲームを最大限に楽しめたらなと思います。
ぜひ一緒に再びゲームを楽しみましょう!
このブログを読んでくださった方がみんな、
小学生の放課後の気分に戻れますように!